第6回「相続人が複数いる場合の不動産売却の注意点」
相続人が複数いる場合の不動産売却の注意点|トラブルを防ぐポイントとは?
不動産を相続した際、相続人が複数いるケースは少なくありません。
しかし、その状態で「売却したい」と思っても、すぐに売れるとは限らないのが現実です。
この記事では、相続人が複数いるときに不動産を売却する際の注意点や進め方を、豊中市での実例も交えてわかりやすく解説します。
そもそも共有名義のままでは売却できない?
複数の相続人がいる場合、相続された不動産は「共有名義」になります。
この状態で売却を進めるには、全員の同意が必要です。
誰か1人でも反対していたり、連絡が取れなかったりすると、売却は進められません。
よくあるトラブル事例(豊中市でのご相談より)
豊中市内で実際にあったご相談では、兄弟3人で実家を相続したものの、1人が「今は売りたくない」と主張し話し合いが難航。
結局2年以上放置され、空き家として老朽化が進行。解体費用も増加してしまいました。
スムーズに売却するための3つのポイント
- ① 遺産分割協議書の作成
まずは相続人全員で遺産分割協議を行い、売却方針を明確にしておくことが重要です。 - ② 全員が納得する価格と条件を明示
査定結果や販売価格の根拠を共有し、誤解や不信感を防ぎましょう。 - ③ 専門家に間に入ってもらう
不動産会社や司法書士が第三者としてサポートすることで、感情的な衝突を回避できます。
「誰が対応するのか」で揉める前に
複数の相続人がいる場合、「誰が鍵を持っている?」「誰が掃除する?」「誰が立ち会う?」といった実務もトラブルのもとになります。
グーフィーホームでは、相続人に代わって以下のような対応が可能です:
- 現地調査・写真撮影(立ち会い不要)
- 相続人への状況報告・連絡調整
- 司法書士や税理士との連携サポート
まとめ|話がまとまらないときこそご相談を
相続人が複数いる状態での売却は、「時間がかかる」「揉めやすい」「手続きが複雑」という問題がつきまといます。
だからこそ、早めの相談と専門家のサポートが非常に重要です。
豊中市で相続不動産の売却にお困りの方は、ぜひ一度グーフィーホームへお気軽にご相談ください。
👉 相続コラム一覧(下記より気になるコラムお選び下さい。)
▶ 第1回「相続登記の義務化とは?」
▶ 第2回「空き家を相続した場合の注意点」
▶ 第3回「遠方に住んでいても不動産売却できますか?」
▶ 第4回「相続した不動産を放置するとどうなる?」
▶ 第5回「相続した家はリフォームしてから売るべき?」
▶ 第6回「相続人が複数いる場合の不動産売却の注意点」
▶ 第7回「相続放棄した不動産の取り扱いはどうなる?」
▶ 第8回「相続放棄した不動産の取り扱いはどうなる?」
▶ 第9回「豊中市で空き家の固定資産税が高くなるって本当?」
▶ 第10回「家族信託で不動産を管理するメリットとは?」
どんなことでもお気軽にお問い合わせください
☎︎0120-067-418